セミの声がいっそう大きくなって来た日に今年の夏は母が亡くなって初めて迎える夏になります。
会社でも「盆休みはどこに行く?」など会話が聞こえ始めました。
上司の方に「どこかに行くの?」と聞かれますが、「お盆らしい事はしますが、どこかに出かけるって事はしません」としか答える事ができませんでした。皆さんはどこかに行かれるのでしょうか?
話がそれてしまいましたが、これから迎える初盆に向けて先日お坊さんにお経をあげてもらったのでその時の事をお話します。
当日の朝
朝起きると、すでに父が準備を完了していて僕がやる事はありませんでした。
母の仏壇の周りには行灯なども設置されていて、片隅には新しい提灯などもありお盆に要りそうな道具も揃っていました。
後は何がいるかな?焼香もいるかな?
皆初めてなのでソワソワしていました。ある程度のものは揃えた後、時間を確認し服の準備を始めました。
とりあえず前回の49日法要のときと同じ物は出しておけば大丈夫だろうとうと言う事になり、これで行こうとなり準備は終了しました。
今回は万全の服装で挑めました。前回と、葬儀の時は父のボタンが閉まらなかったりとありましたがリベンジ達成です。
お坊さんが着くまで、Yシャツだけを着てズボンは短パンのまま待ちました。いかにもテレワークだとまずい事が起きそうな格好で男3人で到着を待ちました。
お坊さん到着
お昼を過ぎ、お坊さんが到着されました。
今までは1人で来られていたのですが、お坊さんの息子さん?も一緒に来られ2人来られました。ちょっとした世代交代みたいなのを感じました。
お経はそれほど長くなく、ほんの数十分で終わりました。お経については良くわから何のでこう言うものなのかも知れませんが、あっけなく感じてしまいました。
お経が終わった後、お盆の時に母の仏壇の飾り付けや要るものなどを教えてもらいました。
これでお盆に向けての準備万端で迎えることができそうです。
父に任せっきりに
お茶出しや大まかな進行、今回は完全に父にお任せしてしまいました。
少しでも手伝ってやれば良かったと感じています。
父もテンパっていたんだと思います。お茶を出すタイミング、お布施を渡すタイミングが早過ぎて「後ほど頂戴します」と言われ「… はい」となり、父に対し僕は「ごめん」という気持ちでした。
お盆の時にはちゃんと一緒に協力して行おうと思います。
まとめ
今回は、初盆に向けての法事の時の話をさせて頂きました。
この法事には妹は大会の練習のため参加できませんでしたが、帰ってきてから母に手を合わせていました。
少しずつ母がいない事を受け止めて消化出来つつあるのかなと思います。母は確かにこの世にいた事は確かでしたし、たまに出会った人に母の事を覚えてくれている方もいてくださり
母が僕らだけでなく、いろんな方の中で生きている事を感じ嬉しくなりました。
しかし、こうして母の事について書いていると、たまに手が止まり少し散歩をしたりして気を紛らわしては続きを書いています。
やはり今回感じたことは、こういったことは経験する数が多いことではないので色々と作法を調べたりしましたが、実際に体験し少しずつこなせるようになって行くものなのかなと思いました。
いつか、この体験をまとめて紹介できたらと思います。
コメント