どうもタテ(@tate1997ZA8f)です
僕は母の病気がわかった時、誰にも相談できなかったので本や映画といったもので解決しようとしていました。
そんな中見た映画の一つです。
母のこれからどう言う事が起きるのかを知りたくて観た映画です。
それでは素人がこの映画を見た感想をお話したいと思います
この映画と我が家の共通点
この映画を見て率直に思った事は母を呼ぶ時が、我が家と一緒で「お母ちゃん」だった事です(笑)
そして母がガンになってしまう事です。
我が家はこの映画のように親が出て行ってしまうという事あありませんでしたが
家族との残り時間を突然知らされるという事は、共通していると思います。
夫婦での会話のシーンや残りの時間をどう過ごしたいか、子供に接し方について考えるシーンは
僕の両親も話し合ったのかなと思い、なんとも言い難い気持ちになりましたし
親はギリギリまで、子供に対して特に成人していなければなおのこと隠したくなるものなんだなと感じました。
それでは印象に残ったシーンをいくつかあげさせて頂きます
映画で印象的に残ったシーンその1
まずは何より最初のいじめのシーン。
確かYouTubeに公開会見かの動画が上がっていたと思いますが、大泉さんが「制服を買ってあげたらよかったんじゃないの」
とおしゃっていたと思いますが、僕も少し思いました。
結果、制服を取り戻し「お母ちゃんの遺伝子がちょっただけあった」というセリフがとても響きました。
僕も母の遺伝子をどこかで感じる事ができるのか、人から見た時はもう何処かに出ているかもしれませんが
またこのセリフが後半にも効いて、印象に残りました。
映画で印象的に残ったシーンその2
何気ないワンシーンなのですが、食器を落とし割ってしまうシーンです
おそらく多くの方は本当にちょっとしたシーンかと思います。
僕にとっては見た時はとてもタイムリーでした
本当に母が洗い物をしている時食器を割っていました。それも週に何度か続けて繰り返すほどでした
少し大げさかもしれませんが、一人分の食器一式が入れ替わるくらいでした
あまりにも、見た時がタイムリーすぎてとても印象に残りました
映画で印象的に残ったシーンその3
この事は特定のシーンではないのですが長女が泣くのを、涙を流すのをこらえる場面です。
これは実際に僕がした事でもあります。
母の病室に行き弟妹の近況、最近の出来事を報告し、特に変わりなくやっていると伝え
必要なものがあるか聞き、帰り際がわからなくなり、
細くなった母の声から何処かで名前を呼ばれたいと思いながら
目の横が熱くなる頃に病室を出ると行った感じでしたのでとても印象深かったです。
まとめ
この映画を見終わって、感じた事は
母がとても強い人だなと
自分がいなくなった事を考え、娘に立ち向かう勇気・真実を伝え
前々からやりたい事リストのようなものを作っていたのか、病気がわかり1日思いっきり落ち込み
切り替えやり残した事、この世に残したいもの・事はないのかそして行動に移した母。
行動力のすごさは少しこの辺は映画だなとは思いましたが、
歩けなくなる、声が細くなるは実際にその通りで僕の母も
脊髄に転移した事で車椅子に乗るようになり、ストローで水を飲むのも辛そうにしていたので
とてもグサグサと胸に刺さりました。
僕も母との残りの時間を考え直す映画となりました。
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