以前、妹がインターハイに出場が決定した事を書かせて頂きました。
今回はその続きをお話します。
全国高校総体 女子
今月7月29日〜翌月 8月1日 徳島県で開催されます。
詳しくは公式のリンクを記載しますので気になられたらご覧ください。
今大会では52校の出場で一度、総当り戦を行います。
各ブロックで1勝でもすればトーナメントに進みます。妹曰く
グループ戦は余裕
問題はトーナメント戦
と言っていたのでおそらく、第一関門は突破できるかと思います。
たった1日しか試合ができずに帰ってくることはないと思いますが、家族として長く試合ができるように願ってやることしかできないので、家で応援をします。
インターハイに出るために
妹が通っている学校は近畿大会にも出場が決定していました。
ここ数日でコロナ感染者が増えたため、この近畿大会を棄権を選択し今回のインターハイにかける事にしました。
妹は練習より試合がしたい欲が強いのでこの事を悔しがっていました。
僕はどの学校が強いとかは分からないのですが、この近畿大会のくじ運が良かったらしく上手くいけばベスト4にもなれたかもと言っていました。
タラレバの話をしても仕方ないのでインターハイに集中して頑張って欲しいです。
開会式は母の命日
今大会の試合開始が本日、29日ですが開会式は前日の28日です。
この日は母はの月命日で何の縁なのか分かりませんが妹にとっても色んな意味で、気持ちが入る大会になると思います。
出発の前日の父
妹が出発する前日、母の仏壇に向かって元気よく
母ちゃん、〇〇(妹)が行っちゃうよ〜!
といつものように少しふざけた感じで言いました。
父は妹と少しでも離れるのは寂しいのでしょう。言い回しは母がいた時から変わらないので安心して見れる、我が家のくだりです。
父は妹に母の写真を「携帯に入れて持って行くか?」と聞いていましたが、亡くなった日に僕が撮った母と握手をする写真を持っているのでそれで大丈夫となりました。
28日の夜
開会式が行われた28日の夜、会社が終わり電車を待っていると目の前を熊のような大きな人影が通り過ぎました。
どこか見覚えがあるなと思いながら目で追うとその人は父でした。
父に話しかけると、父は数秒間固まりました。
あ、〇〇(タテ)か
こんな知り合いおなんけどな〜って思ってたわ
父ちゃん…
実際、こうやって帰りの電車で父に会う事は初めてでした。
これも母がちょっと何か根回しみたいなのをしてくれたのかなと思います。
父は母を連れて
今回の大会から有観客で観戦ができるようになりました。なので父は仕事が終わる29日(金)の朝に妹のいる、徳島に出立しました。
僕は週末に仕事がある為、弟は就活のため行けないので我が家からは父だけで向かう事になります。
そして父が、仏壇に置いてある母の写真を持って現地に向かいます。良くテレビとかでみるように椅子の上に置くのか、シャイなのでカバンにしまったままにするのか分かりませんが母に妹の試合を生で見せてやりたいと言う気持ちは強いんだと思います。
僕は仕事で見てはないのですが実際に、亡くなる前の年始に妹が春高バレーの試合に途中出場して妹の名前が、ネット放送とは言えテレビに映ったのを見て「お〜」と言ったらしく
母はその時は車椅子に乗っていて、体で喜びを表す事ができませんでしたが、きっとその時の目が大きく開いていたんだと思います。
もし妹の試合が順調にいけば父は徳島で連泊します。これは僕の予想ですが家族ラインで父による速報が流れてくるんじゃないかと思います。
一応、僕も会社の目を盗んで妹の試合の様子を点数の数字だけは見れるのでそれを確認しながら応援したいと思います。
まとめ
妹が今回、全国大会に出るので報告という形で書かせて頂きました。
Twitterで随時、お知らせしようかと思います。皆さんに応援してもらえると嬉しいです。
現在、17歳の妹が母との約束した春高のメインコートで試合をする日が来るのか分かりませんが妹はそれを果たそうとしているのだと思います。
母のお骨拾いの時に、右肩の骨を骨壷に入れませんでした。妹いわく持って帰るのではなくて供養してもらい空に上げ、「母ちゃんの肩を私の肩に力を分けてもらう」と言っていました。
僕自身も母は僕ら家族にどんな形かは分かりませんが絶対、力を貸してくれるでしょうし背中を蹴る勢いで押してくれ応援をしてくれると感じています。
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