【二級建築士 試験独学】仕事をしながら合格した僕の勉強方法

雑談
タテ
タテ

どうもタテです。

僕は令和5年(2023年)の二級建築士試験にて無事に合格しました。

学科は独学製図試験は資格学校に通い合格しました。

まず始めにお伝えすることは、2級建築士の学科は独学で合格ができます。

通勤時間や移動時間を利用し普段、移動中にサブスクでドラマやアニメ、映画を見ている時間を利用し勉強をした僕ができたので、あなたにもできます。

二級建築士を独学で無理と思っている方に、僕が勉強する時に使った参考書や勉強方法を紹介し

少しでも建築士になろうとしている方々の手助けになれたらと思います。

まずはじめに簡単に僕のプロフィールを紹介します。

  • 高校は普通科
  • 大学は建築学科
  • 卒業後、店舗設計の会社に就職。上席に「お勉強する時間あるなら仕事しろ」と言われる
  • 8〜23時まで仕事をしながら上席に隠れて通勤時間、週1回の休日に独学で学科一発合格
  • 住宅関連の設計会社に転職し、製図だけ資格学校に通い合格

父が建築関係の仕事しており、建築に興味を持ち建築学科のある地元の小さな私立大学に通いました。

大学では中の下の成績でしたが、建築を学んでいたので浅い知識量はありました。

就職した店舗設計の会社では資格が無くてもできる業務内容で上席も資格を取得しておらず、資格取得に対して協力的ではありませんでした。

入社1年目の僕なりに考えて勉強ようと考えた上での行動でしたが、ダメでした笑

そんな環境なか勉強をし、学科を一発で合格する事ができました。

製図は身近に教えてくれる方に出会うことができず、独学で2度挑戦するも通過する事ができませんでした。

このことから分かるのは、学科については独学で十分に合格ができる試験です。

製図は通信制の講座や資格学校で教えてもらうのが確実なので自分に合う学校を見つけて製図試験にのぞむのが良いと思います。

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学科は1発だったが、カド番(ラストチャンス)で合格〜僕の合格への歩み〜

始めに僕はこの様な受験歴で合格に至りました。

  • 令和2年→学科合格、製図不合格(独学)
  • 令和3年→製図不合格(独学)
  • 令和4年→未受験
  • 令和5年→合格(資格学校)

学科はなんとか独学でパスすることはできましたが、製図を2度、独学で受験しましたが合格することはできませんでした。

製図は自分で良し悪しのチェックをつける事ができなかったので、不合格が続いたのだと感じています。

そう考えて、3度目の正直として資格学校に通うことを決意し、無事に合格する事ができました。

学科の勉強方法 〜スケジュール〜

独学で勉強するために参考書や問題集を買い集めました。

いくつか教科書になりそうなものを購入しましたが、いくら教科書を見てもノウハウみたいなものだけが、自分の身にならず試験問題に回答することはできませんでした。

そこで最初は全く解くことはできませんが、過去問をとにかく何度も繰り返すことにしました。

ここで僕の勉強のスケジュールを紹介します。

  • 勉強時間は通勤時間、休日
  • 12月までに法令集・参考書を購入
  • 3月までに過去問を1年分は取り組む
  • 4月受験申し込み
  • 4〜6月ひたすら過去問
  • 7月学科試験

法令集のライン引きは年内に

11月頃に法令集は発売されるので、新しいものを購入して下さい。

僕が購入したのはTACの法令集です。

ネットでライン引きの箇所をダウンロードし年内に終えるようにしました。ポイントは年内に終えることです。

意外と時間がかかるので、時間を作りとにかく年内に終えることをオススメします。今後、過去問に集中するために必要なので後々、効いてきます。

ラインをひたすら引き、引いた箇所の文言を雰囲気チェックし、今後の過去問で問われる箇所なんだろうなとイメージしながら行いました。

どうしてもライン引きが無理という方はメルカリを利用して購入するもの良いと思います。

実際、大学生時代メルカリで法例集のライン引き済みを販売し研究費を稼いだ一人だったので、懐かしく感じました。

とにかく過去問をこなす。移動中はアプリで

ライン引きが終わればひたすら過去問を解く段階に入ります。

僕が購入したのは過去7年分の問題集を購入し取り組みました。

  • 1回目:解けなくて当たり前、なんとか1年分をこなす
  • 2回目:同じ年の問題をもう一度行う
  • 3回目:2回目でも正解する事ができない問題にチェックした
  • 以降 :違う年の問題に取り組む

1回目の取組みについてはとにかく、耐えて下さい。

全然解けないのは当たり前で、苦しい場面が続きますが最後までやりきって下さい。

構造の科目はどうしてもイメージと公式の暗記が必須になります。構造の問題だけは2,3問程度は取り組むようにした方がいいです。

2回目は同じ年の問題をもう一度、取り組みます。ここで自分が苦手としている問題、範囲を確認します。

3回目は2回目でも解けなかった問題をチェックし、参考書を見て解き方や、解説を読んでから再度挑戦。

1年分の問題がわかる様になれば、あとは他の年の問題に取り組み、ひたすら問題を解き間違えた問題をチェックし、

間違えた問題を集中的に行いチェックの数を減らして無くなるまで行い試験に挑みました。

科目によっては暗記より理解が大切になります。ひっかけ問題もあるので日本語にも注意しながら、問題の文章も確認し理解を深めましょう。

また移動中は、携帯のアプリを使って問題に取り組んでいました。過去3年分くらいはアプリでも取り組め、間違えた問題に印をつけて1週間ごとに振り返りをしていました。

一級の問題も少しチャックしてみる

僕が学科を受験した時、問題文として1級建築士の問題が出ました。

二級建築士を受けるときに少し、興味本位で一級の問題を覗いたときに見た問題だったので

迷うことなく一択を除外する事ができました。

少し、一級の問題を覗いてみるのもいいかもしれません。

学科の勉強のため購入したもの

学科試験で僕が購入した教材を紹介します。

買ったのは4種類の本だけで、あとは過去問を繰り返し解いていました。

参考書として移動中に暗記用として使うもの、家で使うものを2種類購入しました。

移動用は赤シートで暗記をし、家用は問題を解いて分からないところを見る様にしていました。

参考書は自分に合ったものを見つけてもらうといいと思います。

製図試験は独学では無理でした

僕は2度、独学で挑戦しましたがダメでした。僕自身、色々製図の参考書や問題集を購入しましたが、僕は合格する事ができませんでした。

僕なりの答えとしては、自分が考えたプランの良し悪しを判断する事ができなかった事だと思っています。

「最後の1回だ、三度目の正直だ」と資格学校に通う事を決意し僕は総合資格に通い、合格する事ができました。

コースは2月頃から行われる製図のコースで、イチから製図を教わりました。

担当の先生のことを愚直に守り、ひたすら線を引き図面を仕上げました。

正直、試験までに何枚の図面を書いたか覚えてませんが、それなりの枚数を書いたのは確かです。

本気でやると覚悟を決めてお金を使い、通ってみるもの手だと僕は思ってます。

必要な道具

僕が、試験で使った道具です。

参考にして購入して見て下さい。

  • 製図版
  • シャーペン(0.7mm)
  • 蛍光ペン 2色(黄色、ピンク)
  • テンプレート
  • 勾配定規
  • 三角定規(小さいもの)

シャーペンなど小さなものは、文具屋で、大きなもの専門的な道具はネットで購入しました。

蛍光ペンは問題文を読むときに使います。

三角定規については、小学校の頃に使っていた様な大きさの道具を使いました。

大きな三角定規は使わずに、勾配定規で作図しました。

作図するときに図面の汚れを防ぐために手袋をつけている人もいました。僕はハンカチを図面に置き、その上に手を置いて作図していました。

後から知ったのですが、試験監督をやった事がある方に聞いたところ図面の汚れはそれほど重視されておらず内容が問題ないかが重要と言っていました。

図面の汚れが気になる方は使ってみても良いかも知れません。

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